ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

七草粥はどこから?

七草粥って中国からきているんですか?」
1月7日に来院された患者さんから、こんな質問を受けました。
正しくはこの後「七草粥みたいなものはインドにもあるんですか?」が続くのですが・・・・・

インドにも~は、さておき^_^;七草粥ってどこから来てるんだろう????
早速ウィキってみました。

《七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った羮を食べる風習のこと。
芹(せり) 薺(なずな~ぺんぺん草) 御形(ごぎょう~ははこぐさ)繁縷(はこべら~はこべ) 仏の座(ほとけのざ~こおにたびらこ) 菘(すずな~蕪) 蘿蔔(すずしろ~大根)
この7種の野菜を刻んで入れた粥を七種粥七草粥)といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。
歴史的には、中国でこの日に「七種菜羹」(7種類の野菜を入れた羹(あつもの))を食べて無病を祈る習慣があった。日本でも古くから行われており、『延喜式』には餅粥(望粥・もちがゆ)という名称で七種粥が登場する。餅粥は毎年1月15日に行われ、粥に入れていたのは米・粟・黍(きび)・稗(ひえ)・みの・胡麻・小豆の七種の穀物だった。これを食すれば邪気を払えると考えられていた。
現在の7種は1362年頃に書かれた『河海抄(かかいしょう、四辻善成による『源氏物語』の注釈書)』の「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」が初見とされる。》~Wikipediaより

ふむふむ。。。。源氏物語注釈書が初見というのが面白いですね。確かにきっかけは中国でした。そして、やっぱり邪気祓いなんですね。7という数字には子供の成長の上では意味がある、といいますしね。
実は最初の質問をされた患者さんの出身地・熊本では、1月7日の七草の日は女の子の7歳の節句にあたるそうです。この日は様々な家で粥を振る舞い、写真館でお祝の写真をとるそうです。
子供の健康を祈り、邪を払い、薬草入りのお粥を食べる・・・・良き風習でございますなぁ。

私も前日食べ過ぎましたので、この日はインドのお粥「キチュリ」にセリなどを入れてインド風七草粥にしよう!と思っておりましたが、帰ったら夫が腹を空かせて、既にご飯をたっぷり炊いていました。今日、1月8日はインド風八草粥にします。
(インドでも食べ過ぎの時はお粥たべますよ!ライススープにして~っと言ってよく定宿で作ってもらいました!)