先日、朝日新聞のコラムでこんな言葉をみつけました。
「まずは自分を、しっかり整えるように。そうして初めて、他者に教える・・・他者を教え導くなら、自分もその内容を実践していてこそ、他者に良き影響を与える(法句教 第158偈)」
患者さんの治療をし、生徒さん達にセックス意識やインナーチャイルド、生き方についてお伝えしている私にとって、この言葉はすごく痛かった(;一_一)
実は私、最近、自分の中の当たり前に隠れていた「何事にも勝っていたいちゃん」や「傲慢ちゃん」を目の当たりにしてしまったトコなのです・・・もちろん前からこの価値観の存在には気がついていたのですが、少しは減らせてたかな、なんて思ってたとこに、
ガツン!と。
自分の驕りに気がついた時は、己の未熟さに目を背けられなくなり、
とても恥ずかしくなりました。
でもね、こうも思いました.
未熟ながらも、この生業を選んでいなかったら、普通という名の蓑の下に傲慢ちゃんが隠れていることに一生気がつけなかったかもしれない。そのほうがずっと恥ずかしい!
つまり私の当たり前の中で蓑に隠れていた存在していた、傲ちゃんに気がつけたのは
指摘して下さった神様のおかげ、師のおかげ、
そして今このブログを読んで頂いている皆さんのおかげなんです。
「自分もその内容を実践してこそ、他者に良き影響を与える」
御釈迦様はこのようにおっしゃっているのは、
もしかしたら、私がガツンとやられている様をご覧頂くことこそ、皆さんに教えること、という意味なのかも。
なので、これからは、未熟っぷりをどんどん出せるようになりたいです!
ちなみに、先ほどのコラムのタイトルは
「ああ、修行者の誇り砕け散る」でした。
こんなにデッカイ気付きがあるなら、
誇りなんてバランバランに砕け散ったっていいんだよ~~~
だよね~(笑)