ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

隠し事

今日、夕刊を読んでいたら、小池龍之介さんのコラムにこんな言葉がありました。


『私のことが知られないように、と隠し事のある者のことを、いやしい者と知るように』


この言葉を見て、私も結構『私のことが知られないように』していたなぁ、と自分を省みました。


例えば好きな人ができても親に内緒にしたり、タバコや酒を隠れてやってたり(笑)。長年セックスレスで悩んでいることも隠し通してきました。
当時は全て「良いこと(良かれ)」と思ってやってたことです。


隠し事をするのは、自分を恥ずかしい、愚かな人間だと思っているから。
自分の恥ずかしい所が隠れていれば、この世的には優れた人、負けない人、褒められるような価値ある人、と認めてもらえる。だから隠し通そう。そんな風に思っていたのでしょう。

でも、好きな人ができるのは恥ずかしいこと???
酒やタバコをのむのは愚かなこと??
セックスレスだと悩むのは、認めてもらえないこと??


そんなことないのにね~

でも当時の私の価値観の中では、好きな人ができました!と報告することは
恥だったんですね。
それが当たり前だったんですね。

自分が勝った(まさった)人間であるとアピールするために、沢山の真実をベールの中に包み隠す。
う~~ん(^^ゞ、我ながら恥ずかしい。そして 
これは確かに、いやしい者、です。

以前に比べればベールは脱ぎ捨てられたかもしれません。
でも、まだまだ私も勝っていたいという気持ちがでてしまいます。
その度に、「あ~~いやしい者、でちゃったわ」と反省し、愚かさを認めて修行に精進したいものです。


日本には「隠し事は美徳」という風潮があります。
例えば個人情報保護という立場からFacebookに自分の顔写真を使わない人。これ、日本人に多いんだそうです。
ものすごく怖がりでビビりなんだけど、それを隠して企業とかサークルのトップに立っている方も、多いそうです。
家族内に秘密が多い場合は、隠す事が当たり前になってしまい、隠している事に疑問をもたなくなってしまいます。こういう方も多いそうですね。

皆さんも、思い当たるトコ、ありましたか~?
もし真実を隠したベールを脱ぎたかったら、是非一緒に学んでいきましょう(^o^)丿


 


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