ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

普茶料理

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入谷にある普茶料理店「梵」。
普茶料理とは約300年前に中国・明の隠元禅師が京都にお寺を建立した時から伝わる精進料理。普茶(ふちゃ)とは「普(あまね)く衆に茶を供する」という意味があり、茶礼のあと飲食平等の精神のもとに明風の食礼様式で開かれる席の料理が普茶とよばれています。
中国由来なので、料理は中華薬膳&京料理が最初だそうです。でも300年という月日が和風(京料理)の色合いを濃くし、現在はすっかり和食のひとつです。
私も実は普茶初体験!
お料理は京風で美しい♪お吸い物の中には梅干しを塩抜きして擦り潰したお団子が!(京都では梅干しの塩抜きをよく使うそうです)お重の中の鰻の蒲焼き風は、豆腐から作られてます。春巻が入ったり、カレー風味のお惣菜があるところは中華を感じますね☆
お料理は他に煮物・精進揚げ・うどんetc・・・相当お腹いっぱいになります!
日本の場合、仏教とともに様々な文化が外国から入ってきました。ア-ユルヴェ-ダも奈良東大寺大仏殿建立の際に、インド人僧侶が沢山の薬剤やア-ユルヴェ-ダ的知識を日本で伝授しました。
中国からの薬膳料理も、初めは精進として入ってきたかもしれません。(今度、薬膳を勉強している先生に聞いてみよう!)

また行ってみたいお店でした。ごちそうさまでした♪
(☆お茶・豆知識☆
隠元禅師の前までは、日本のお茶は抹茶だったそうです。禅師が煎茶を取り入れ、それから日本に煎茶が広まったそうな・・・)