そしてこれが私が60時間を過ごした「巣」です。片側の窓に4つ、反対の窓側に2つ、ベッドがあります。ここでダ~ラダ~ラと過ごすのです。列車の揺れに身をまかせて。それは
ゆりかごの中にいるかのように、とにかく眠い。
だから時間と空間がちょこちょこと意識から削除されます。これはワープです。
RAJDHANIエクスプレスは1等車・2等車・3等車があり、私は2等車を利用しました。エアコンがガンガンかかるので、外は40℃でもセーター&ホカロンを使用です。でもトイレはクーラーなしなので、ほんのり暑くてホッとします。
あ、ちなみにトイレで「出した」ものは、そのまま線路に落ちていきました。私の排出物も、インドの大地へと消えていきました。