ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

野菜大量虐殺

先日、白菜や大根が余るほどの豊作の為、廃棄処分にするという悲しいニュースを見ました。お百姓さん側も売るより農協からの助成金の方が利になるから止むを得なしという様子。
だから武蔵野農協に大根の山ができていたんだ、と納得。
でも解せない。
ほんの数ヶ月前は野菜不作で高騰していたのに。
野菜達だって美味しく食べてもらえるから命を授かっただろうに。これじゃあ、まるで大量虐殺である。

ヨーガを行う人の約束事に「アヒンサ(不殺生)」があります。
殺さない、という意味の中には「必要以上に」という意味が含まれています。つまり自分が生きていく為に必要以上の生き物を殺さない。マンスハリ(肉食)の方は自分が食べる分だけを取る(殺す)のは良い、しかし食べきれない程の肉は「殺生」となる、という事です。
この考えではマグロや牛のような大きな動物は大人数でないと食べることができないので不殺生となります。
だからヨーガを行う方はVegが多いのです。Vegが楽なのでしょう。

でも今回のような野菜大量虐殺、あの大根の柔肌が、あの白菜が、ぼろぼろに切り刻まれていく様子。殺生です。

でもでも廃棄しなければならない事情もあるのでしょう。農家の方々も辛い、しかし背に腹は変えられないとの事。

この構図、日本の農業のカルマをつむ事になりませんか?