ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

やはり。

アカデミー賞8冠  スラムドッグ$ミリオネラ


インド西部沿岸に位置する経済都市・ムンバイ。
この土地の空港に飛行機が着陸する際、最初に何を目にするか、皆さんはご存知ですか?

最初に目にするのは
沢山のトタン屋根。
何万人が住むスラム街です。

滑走路がスラム街の中にある、といっても過言ではない光景です。時折、子供達が滑走路近くの草原で遊んでいます(もちろん違法行為ですが・・・)。


そんなムンバイを舞台にしているのが、今回最優秀作品賞・最優秀監督賞ほか多数の賞を獲得したスラムドッグ&ミリオネラです。ブラピを抑えた、独走状態でした。


実はインド本国では、この作品に対する意見は賛否両論。ヒンドゥー教徒のデモや上映禁止要請など、架空の世界の話では済まない事態を巻き起こしています。
本日の産経新聞に詳細が書かれていましたので、ぱどまの会BLOGで全文紹介させていただきました。ご興味ある方はご覧ください。
↓ ↓ ↓
http://blog.goo.ne.jp/padomanokai/


でも私・院長hottaの個人意見では、アメリカのアカデミーでインドを舞台にした作品が最高の賞を受賞したことは大きな驚きであり、かつ喜びです!
今年はモックン主演の「おくりびと」(主人公はリストラ青年)、最優秀主演男優賞のショーン・ペンの「ミルク」(同性愛の社会活動家)、そしてスラムで生きてきた青年を題材にした「スラムドッグ$ミリオネラ」など弱者に焦点をあてた作品が上位を占めました。アメリカ映画界もchangeの時でしょうか・・・・・