アーユルヴェーダで、最も優れた油として紹介されているのが
Ghee(ギー)
純正の乳脂肪です。日本では無塩バターから作ることができますが、インドや近隣諸国ではギーは牛乳から直接作ります。香りが高く混じりがないので、食べ物だけではなく様々なものを浄化するといいます。また治療ではPittaを沈静する性質をもつので、眼に直接入れることもあります(以前、TOKIOの城島くんが眼精疲労の治療でギーを目に入れてましたね)。もちろん治療薬のひとつとして当院でも多くの患者さん方にも勧めています(食用としてですが)。
さて私は現在インドから持って帰ってきたギーをミルクにいれてとっています。が、ふとスーパーの陳列棚を見ると、
無塩バターがないっっ!
塩入のバターは「会員様おひとり1つ」という限定で店頭にありましたが、無塩バターは本当にないんです!
ネット通販で検索しても、いや~っ、どこもかしこも買占められてます。きっとお菓子屋さんやパン屋さんですね。では、ギーはどうかな、と思って検索すると、あるにはあるんですが、
植物油との混合ギーなんです・・・・(なんじゃそりゃ)
これは、薬としては使えません・・・・
もちろん食べる分ではかまいませんが(ネパールでもメインは水牛のギーでした)やはり皆様に治療薬としてご紹介するのは、牛の乳100%でないと。。。。。
患者さんの中にも「ギー作りたいんですが、無塩バターがないので作れません!」という声が出始めました。
この無塩バター不足、当分(もしかしたら年単位で)続くとのことです。
無塩バター見つけたら、買い置きしておきましょう!!!
ああ、もう少しインドから持って帰ってくるんだったぁ~