ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

お見舞い申し上げます

再び新潟県中越沖で大きな地震がおこりました。
3年前の大地震から復旧し始めたばかり、再びの災害。
被害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。

私は地震がおこると2つの大地震を思い出します。

ひとつは阪神淡路大震災

当時私は報道局に勤務していました。
朝起きて通常どおりTVをつけると、燃えている町の空撮が映りました。
何が起きたのか分かりませんでした。そして事実が理解でき始めたのと同時に事の重大さに気づき、仕事場に急いでいました。
その日は帰宅せずにずっと仕事場でTVのモニターを見つめていました。現場から次々と送られてくる映像は、今まで見たことのないものでした。
その後もこの関西の大地震を経験した方に何人も出会いました。そして日本は地震大国なのだとあらためて思いました。

もう一つはインド・グジャラート州で起きた大地震

2回目の訪印の直前、インドの北部・グジャラートで大地震がおこりました。石の家が多い町なので、ほとんどの建物が崩れ死者多数。復旧まで何年もかかりました。
西部の街・ムンバイのアーユルヴェーダ大学を訪れた際に教授が「グジャラートから帰ってきたところです」とおっしゃいました。
インドではアーユルヴェーダドクターもホメオパシードクターも医者です。教授は現地のヘルスキャンプにて被災者の方の治療をしていたのです。
帰国後インドから「日本のホメオパスグジャラートに送ってくれないか。現地では医師が足りないんだ」という連絡がホメオパシージャパンに来たそうです。しかし、その当時日本にはジュニアホメオパスしか存在しませんでした。結果、残念ながら日本からホメオパスをインドに送り出すことができませんでした。
医療者なのに手助けできなかった事実を悔やみました。

今回の新潟中越沖地震では現地の多くの鍼灸師ホメオパスの方々が被災者の皆さんのために活動をしています。
私も東京から微力ながら支援したいと思っています。