ぱどま堂の日々

小金井市で はりきゅう・アーユルヴェーダ・ヨーガ・インナーチャイルド癒し

梅雨本番

ようやく梅雨らしいジメジメした空模様になってきました。
しかし、今年の梅雨は雨が少ない!そして暑い!
ネパール人の妹も「空気が暑いです。だから息が暑いです!」と初めての日本の梅雨にうんざり。
私が南インドのカルナータカ州で勉強を始めた時も同じように感じました。空気が暑くて吸えないんです。息が暑くて重いんです!

この異常気象。日本だけではないようです。
中国の内陸部では雨が全く降らず、砂漠化が始まっています。
逆にパキスタンでは豪雨。先日の雨では200名以上が死亡しました。
ヨーロッパでも酷暑が続いています。45℃になったイタリア・シチリアでは20名以上の死亡。
地球が風邪をひいている・・・・いや、地球の症状はもっと重篤。そしてやっかいなのは、慢性疾患であること。

私たちの小さなECOは大きな力となります。例えばエアコンのドライよりも湿気がたまらない体を作る。アーユルヴェーダ中医学にはそのための知恵が含まれています。
食事もその一つの方法です。
お粥にショウガやコショウを入れる。軽い食事が梅雨時はお勧めです。
例えば、甘くて腹もちの良い‘おはぎ‘が母乳を増やすといい、妊婦に勧めていた時期があります。しかし消化に重く梅雨時に乳腺炎が増えました。(血に痰濁~ベタベタした重い水~が増えたためです)
逆にお粥を生姜と炊いて食べたら、オッパイは梅雨時もサラサラでした。
ハチミツを常温のお水に入れて、それにレモンとコリアンダーをプラス。痰濁を排出しながら解熱し&熱中症防止作用のある薬になります。
今年のような暑い梅雨時はお酒は注意です。お酒にはベタベタした湿気と熱を体に溜める作用があります。食事時はやっぱりお白湯が◎。お酒は古酒をほんの少し。これがアーユルヴェーダ的飲み方。
最近は汗を出せない人が多いようです。
ぬるめのお風呂にゆっくり入ったり軽めの運動で、汗を出せる身体作りをしましょう。
ただし真夏の昼間にウォーキングは熱中症のもと。涼しい時間におこないましょう。